ハーフマラソンのタイムの目安

ハーフマラソンの平均タイム

 

市民大会のハーフマラソン(21.097km)の平均タイムは男性で1時間50分~2時間前後となり、女性で2時間10~20分程度となります。

もちろんタイムは大会のレベルやコースによって変わりますが、各市で行われている数千人規模の大会なら大体上記の時間となります。

個人的な印象としては規模が小さい程平均してタイムが速くなる傾向がみられます。規模が大きい大会って大々的に宣伝しているし、皆が知ってるからお祭り的な要素で参加する人も多いですが、規模が小さくなると自分から検索しないと見つけられないので必然的に意欲の高いガチ目のランナーが多くなるのではないかと思われます。

あと、アップダウンの多さによってタイムは大きく変わるので、単純にタイムだけで言えないところはあるんですが、男性ならフラットのコースを2時間前後で走れればまぁまぁ平均くらいと言えると思います。

 

年齢で言うと、20代の方が速いというイメージがあると思いますが、30~40代の方が速い印象です(実業団は除く)。これは運動好きで若い人は球技とか違う競技に流れるためではないかと考えています。

でも、年齢を重ねると仕事の都合や家庭の事情などで、集団で行う球技など参加するのが難しくなるので、一人で出来るランニングなどに流れるためかなと勝手に解釈しています。

 

目次

参加者の3分の1以上は1時間40~2時間の間にいる(男性)

女性の場合は男性のタイム+20分前後を目安にすればおおよそ外れないと思われます。

1キロ5分で走れば、約1時間45分となりますが、この1キロ5分というタイムはかなり辛いです。運動不足な社会人なら少なくとも半年くらいは真面目に練習しないと出せません。

最初からここに設定するとキツイので、まずは2時間切りを目指して練習しましょう。

ちなみに招待選手などトップランナーは1時間~1時間10分位で走ります。ほとんど化け物です。

 


ハーフマラソン参加者は強者(つわもの)が多い

マラソン大会は同日にハーフ、10km、5km、3kmなど距離別に分かれて開催されています。

5kmや3kmで記録を狙っている方もたまに見かけると思いますが、速い人はハーフ(21.097km)に集まります。

10kmでも上位の人たちは相当速いですが、ハーフの方が層が厚いです。まぁ当然と言えば当然な気もしますが・・

 

本番ぶっつけのマラソン大会は拷問にしかならない

強制的に参加させられる人は別として、練習する気持ちがあまり湧かない人はハーフマラソンのエントリーは避けましょう。

2~3か月は走りこんでないと、10km超えるとキツイです。

逆に5km、10kmならそこそこ楽しく大会に参加出来るので、普段走っていない人が初めて参加する時は10km以下にエントリーした方が無難です。

マラソンが嫌いになってしまいます。

 

ハーフマラソン本番前に1度は20kmを走る

ハーフマラソンにエントリーしてしまった場合、本番1ヵ月前に1度は20kmを走っておきましょう。

何故なら、普段10km以下の練習しかしていないと足がついていかなくなるからです。

10km50分で走れるから、ハーフは大体2時間位だろうと予想はするけど実際走ってない人は絶対に1度は走ってみてください。

2時間もアスファルトを走り続けると筋肉や関節に痛みが出てくる事もあります。長距離を走る足が出来ていないと20kmはキツいです。練習なら異変を感じたら直ぐ止めれます。現状を把握する意味でも一度は確認してみて下さい。

 

ハーフマラソンのペースは遅すぎてもダメ

長距離のマラソンは最初はゆっくり入るのが鉄則です。これは多くの方が言う通りで、最初に飛ばすと後半必ず失速します。

そのためスタートは普段より遅く入るくらいの意識で良いです。前の方に居たら周囲のスピードにつられてペースが上がってしまう事があるので要注意です。

2、3キロ走って身体が温まってきてから定常ペースに上げて(上がって)いきます。

ここで、完走目的の人で、最後までゆっくり走り続けるという人がいますが、個人的にはおススメしません。

ハーフマラソン位の長距離になると、呼吸は苦しくないのに足が動かないっていう現象が起きてきます。上でも書きましたが、単純に長時間走に慣れていないと疲労により足が動かなくなります。

そのため、あまりタラタラ走るよりは、呼吸が持つ程度にスピードを上げる方が走る時間が短くなる分、結果的には楽に感じると思います(私はそうです)。

 

まとめ

ハーフマラソンは男性なら2時間前後、女性なら2時間20分程度で真ん中ら辺になるかと思います。20km走り切るのは練習していないと結構キツイので、少なくとも2~3か月はしっかり練習する目途を立ててからエントリーしましょう。

 

以上です。

2 件のコメント

  • yamao様
    ご無沙汰しております。
    2年前に10km50分切りの練習アドバイスを頂き今では50分切りが可能になりました。
    ありがとうございました。ビルドアップ走効果的ですね。そして練習は裏切りません。
    今は、ハーフ1時間50分切りを目指し仕事の合間を見てトレーニングしております。
    今年の10月、初ハーフマラソン大会(公園を周回するマラソン)にエントリーし1時間53分で完走。直近の公道練習(アップダウンが多い道)では自分でもビックリしましたが1時間46分でした。
    最近、腕を小刻みに振りピッチ走を意識しています。
    12月に前回と同じ大会のハーフにエントリー。ここで1時間45分台で完走を目指そうと思います。
    初めの3km位は、1時間50分切りの(5分10秒の)ペースランナーさんに付いて行って4kmから5分/km切りのペースで行きたいと思いますが、他にアドバイスがありましたらご教示願います。

  • yamao様
    こんにちは。
    先週、人生2度目のハーフ走ってきました。自分でも驚きましたが1時間42分で完走。
    残り2kmは、5分台になり今後の課題となりました。
    しかし、今年1年間のトレーニングは間違ってなかった様です。
    陸上経験は無く、ごく普通サラリーマン マラソン歴3年目に入ります。
    来年は、フルマラソン サブ4を目指しトレーニングを開始いたします。

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    日本の北の方に住んでいる30代男性です。 趣味:身体を動かす事。 仕事:医療系。 属性:社畜。 嫌な事でも笑顔で「YES」と答える事で様々な難局を切り抜けてきた経歴を持つ。壁と同化して存在感を消す事で飲み会を一次会で切り上げる特殊技能「ステルス」を備えている。 そんな私は仕事上、身体に関わる事を日々勉強しています。 これまで学んできた事や自身の経験から、出来るだけ役立つ情報を発信すべく立ち上げたブログです。 趣味であり、仕事でもある運動をメインテーマに扱っていきます。 皆様の身体や運動に関する疑問を解決する糸口になれば幸いです。