マラソンは無理すると危険

先日、マラソン大会にサポート役として参加してきました。

数千人規模の大会で賑わっており、この街にこんな人いたっけ?というくらい混雑していました。

サポート役として参加してから何年か経ちますが、数千人の規模になると何人かは救護班のお世話になる人が出てきます。

多いのが熱中症や脱水絡みで来る方です。その他「足がつった」とか「足が痛くなった」とかです。

脱水を起こすと体内の電解質が不足するため筋肉の収縮ー弛緩が上手くいかなくなります。そのためつりやすくなったりします。

大体の場合は水分補給(スポーツドリンクや経口補液)と安静、ストレッチで症状が治まりますが、重度の場合は「けいれん」が起きたり「四肢の冷感」で毛布なので保温しないといけなくなったりします。

※痛みの場合はRICE処置が基本となっています。

「水分補給は大切だ」という事を聞いてると思いますが、実際にそういう現場に居合わせないとその深刻さは分からないと思います。

多分、初めてだと結構ビビります。

マラソンって健康なイメージがありますが、無理すると危険なスポーツなんだと改めて思い知らされます。

自分で走ってるから感じる事ですが、脱水は自覚しにくいのでおっかないです。

そして大会だとどうしても頑張るから多少無理をします。特に頑張り屋な人ほど注意が必要になりそうです。

長く続けるためには、異変を感じたら大会でも歩く、休む、中止する勇気も必要なのでしょう。

 

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日本の北の方に住んでいる30代男性です。 趣味:身体を動かす事。 仕事:医療系。 属性:社畜。 嫌な事でも笑顔で「YES」と答える事で様々な難局を切り抜けてきた経歴を持つ。壁と同化して存在感を消す事で飲み会を一次会で切り上げる特殊技能「ステルス」を備えている。 そんな私は仕事上、身体に関わる事を日々勉強しています。 これまで学んできた事や自身の経験から、出来るだけ役立つ情報を発信すべく立ち上げたブログです。 趣味であり、仕事でもある運動をメインテーマに扱っていきます。 皆様の身体や運動に関する疑問を解決する糸口になれば幸いです。