一般市民大会において男性の5kmのマラソンの平均タイムは25分前後です。女性は+5分程度と思ってくれればおおよそ外していません。これは私が参加してきたマラソン大会の過去2、3年分の結果です。
ただし、調べていて分かったのが大会の開催地や年度によって5kmの平均タイムが全然違うという事です。5分くらい違ったりします。
そのため5km25分というタイムが平均として正しいかと言われると微妙ですが、25分~30分になると思われます。
あと、ハーフや10kmもそうですが、大会の規模が小さくなる程に平均的なタイムは速くなります。これは本格派が増えるためと推測されますが、それでも5kmを25分で走れれば平均程度にはなります。
参考:1km走の平均タイムを調べました(20歳以下を中心に)
目次
何故5kmの平均タイムは差が出るか?
これは
- そもそも母数が少ない
- ノリで参加する人の有無によってタイムが大幅に変わる
という事かと。
一般市民のガチ勢はハーフか10kmに登録する事が多く、5kmに参加する人は比較的ゆるめに感じます。初めてだったりあまり練習していない人だったりです。
会社で半強制的に出させられて練習しなくても乗り切れそうな5kmを選んでいるパターン(パンフレットに所属団体が載っています)や、家族や友人など周囲の人が出るからノリで参加するパターンが多いのが5kmマラソンなのかな~と思っています。
5kmは高校生や大学生が速い
ハーフや10kmなどは30~40代が速い印象ですが、5kmになると高校生や大学生(と思われる人たち)が速いです。高校~29歳と30代では時間にして2~3分程違います。
大人になって継続して走っていると5kmでは物足りなくなるため10km以上の大会に参加したくなります。5kmに参加する大人は走りこんでいない事が多いと思われますので、比較的ゆっくりとしたペースで走ります(全てではありません)。
ただ、高校生や大学生で参加してくる人たちは、そもそも意欲が高く、部活の体力トレの延長で来てるような印象を受けます。日頃から5km、10km程度を追い込んでいる人種だと思いますので、彼ら、彼女らに勝つのはかなり厳しいと思います。
初心者は5km25分をめざそう(女性は30分)
まずは1キロ5分、5kmで25分をめざしましょう。
当然ながら、5km30分と25分では相当実力差があります。5kmを30分で走るのってそんなに辛くはないです(男性は)。余程体重が重い人やヘビースモーカーは別として、ちょっと運動不足という程度の方なら全然走りきれるタイムです。そして少し練習すれば30分は切れるようになるはずです。
ただ、25分を切るのは結構苦しいです。5kmはマラソンの中では短い距離ですが、気力だけで乗り切れる程短くはないです。
運動不足の人にとって1キロ当たり5分30秒くらいから10秒縮めるだけでも全然負荷が違うように感じるハズです。ある程度は自分を追い込むトレーニングをしないと25分は切れません。走ればきっと分かります。
ちなみに世界記録は男子で12分台、女子で14分台です。もう化け物です。
終わりに
5kmはマラソンとしては短めの距離になるためスピードが優先して求められます。そのため効率よくタイムを伸ばすなら負荷の高い練習で心肺機能などを向上させるのが近道になりますが、こういった練習は辛いです。
まずはそれ程タイムを求めずに継続して走る事を目標にした方が良いです。マラソンは続けてナンボです。
以上です。
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