ふと疑問に思ったのでジャンプ力(垂直飛び)の平均値を調べました。
小学校5年~高校3年までのデータがありましたので表を作って載せます。
目次
年代別ジャンプ力(垂直飛び)の平均値(小5~高3)
そしてグラフにするとこうなります。
ちなみにこれは平成8年の札幌市の体力テスト結果となります。
なぜそんな古いデータかと言うと、垂直飛びは平成11年から文部科学省の体力テストの基準から除外されており、新たに立ち幅跳びという項目に変わっているからです。
そして文科省のページではそれ以前のデータが載っていなかったため全国平均は見つからなかったというわけです。
一応書いておくけど標準偏差っていうのは測定値のバラつきの事です。大きいほどバラつきも大きいという事です。
そして統計上は平均値±標準偏差(cm)の間に7割近くの人がいる事になります。
例えば中2男子の平均51㎝に標準偏差が約9㎝なので、42cm~60cmの間に7割くらいの人がいるという意味です。
結果を見て思う事
高校3年生の64cmって凄くないですか?
皆メチャメチャ飛んでないですか?
日本人男子の平均身長が170㎝くらいでしょ?成人は8頭身で、肩の高さは大体6.5頭身くらい。つまり170×6.5/8.0で138㎝。腕の長さを調べたら成人で73.5cmらしいので、合わせると243cm。合わせると210㎝くらい。
64cm飛べれば274cmになります。
中学とか高校のバスケットゴールの高さが305cmなので、普通の身長で標準のジャンプ力ならリングにさわれる事になってしまう。リングに触るのは90㎝くらい飛ばないとダメっぽい。
高校の頃とかリングにさわろうと皆必死にピョンピョン飛んでたけど自分の記憶ではほとんどの人がリングにさわれてなかったはず。
というわけで平均は64cmとなってますが、普通の人がリングに触るのは90cm必要になります。バレー部とか、マサイの力を借りているとかそんなんです。
垂直飛びは測定の誤差が大きい気がする
自分が小学校くらいの時には垂直飛びをやってた気がします。たしか手に白い粉をつけて壁にタッチして測ってたと記憶してます。
ここで問題なのが、最初の初期位置で肩をすくめるようにしていると数センチは有利になります。
結構みんなやってたから、この頃の測定値はそこまで信頼がないかもしれませんが目安としては十分かと思います。
今ではスマホのアプリやら腰に巻くセンサーやらで測定できるそうな。そうすると誤差はあまりないでしょうけど。
というわけでこの話はここまで
はじめまして。
ストレッチの内容を拝見して勉強になりました。
現在腰痛で苦しんでますが、股関節がポイントとは知りませんでした。
私は股関節がかなり硬いので…。
腸腰筋と股関節のストレッチを参考にさせていただきます!
別件ですが、垂直跳びの内容ですが、
腕の長さは70cmですが、上にあげた時に頭から出るのは40cm位なので、ジャンプしても30cm程バスケットリングには届かないですね!
気になったので(^^)
ベキ様
コメントありがとうございます。
垂直飛びの内容の指摘ありがとうございます。おっしゃる通り読み返したら単純に腕の長さと身長を足してしまっていました。正しくは肩から腕の長さをプラスするんでした。普通の人が60㎝飛んでリングにさわれるのはおかしいですよね。
腰痛については、骨折などの特異的な状態や急激な外力を除き、動作時に腰椎が過剰に動く事や、持続的に背筋に負荷が掛かる事が原因となっていると考えます(多くは)。
特に股関節や肩甲骨の動きは腰椎の動きに直結するので超重要です。個人的な経験からは腸腰筋と殿筋(お尻)で楽になるケースは多いと感じます。ぜひ痛みの出ない範囲で試してみて下さい。
基本的な考え方としてストレッチは痛みに対して即効性のある対処ではなく慢性痛の対処となるので、ストレッチ後にちょっと楽になったと感じるのであれば1ヵ月くらい継続していただけたらと。
僕は立ち幅跳びは265cmで平均を大きく上回っていますが、垂直跳びを真面目に測ったところ62cmで、平均よりやや下でした。なので恐らく多くの人がこの記事にあるようなちょっとずるい方法で測っていたんだろうなと思います。
個人的には62cmはかなり飛んでいる方だと思います
家の息子が172cmだけどバスケットのシングを掴めるのですが、実際驚異的なジャンプ力だとおもいます。いま大学1年ですが、何か競技をやらせたいのですが、、、 高校までは野球部でした。
172cmでリング掴めるのは驚異的だと思います。ただ、多くの競技にとっては能力の一つでしかないと思われます。走り高跳びはかなり高く飛べそうですが、身長の壁もあるので有利になるかは分かりません。やはり本人が望む競技をするのが一番だと考えます。自主的に続けられないと辛いですから