ガーミン235Jを約1年使った今、機能や使用感など伝えます

ガーミン235J

心拍数の測定できるランニングウォッチ『ガーミンのForeAthlete 235J』を買ってから1年近く経ちました。

私はほぼランニングにしか使っていないので(たまにサイクリング)、ランニングに役立っている機能を中心にお伝えしていきます。

目次

ガーミン235Jの付属品

ガーミン235J付属品

ガーミン235J付属品

本体を購入したら235J本体と予備のベルト1本、ベルト付け替え用の工具、充電器、取り扱い説明書がついています。

液晶保護フィルムは付いていないので、235Jを買うなら合わせて購入した方が良いです。確か500~1000円だったかと。

私はフィルムの張り方を失敗して空気が入ってしまいました。もっと丁寧に張ればよかった・・

ちなみにベルトは単体でも売っています。1000~2000円位です。

そしてこのベルトは伸び縮みするタイプで腕にしっかりフィットします。普通に巻けば、ずれたりする事は無いです。

電池の持ち

電池の持ちはカタログでは9日間となっています。

実際にGPSや心拍計をonにして1時間のランニングに使用した結果、12%電池残量が減っていました。

単純計算で8時間程度は連続使用可能という事になります。

フルマラソンを走る分には十分過ぎる時間だと思います。

心拍計

時計の裏面には光学式心拍計のセンサーがついています。

橈骨動脈の脈拍数をとって、これを235Jの脈拍数と比べてみたところ、かなり正確な数値だという事が分かりました。

ただ、1年近く使っていて1度だけおかしな数値になった事はあります。明らかに150は超えてるだろうという状況なのに70くらいの数値になっていました。

これはベルトを巻きなおす事で解決しました。

もしかすると、あまり緩く巻くと正確な数値にならないのかもしれません。普通に巻けば大丈夫です。

GPSの補足時間

電源を入れて20~30秒も掛からず補足してくれます。

高層ビルのある街中などでは使った事がないので何とも言えませんが、使っている限りでは全く問題にならないレベルだと思います。

画面の見やすさ

明所と暗所

コレ結構重要なポイントです。私は携帯の画面が炎天下で見にくい事もあってランニングウォッチを買いましたから。

炎天下でも超見やすいです。

235Jを炎天下で見る

235Jを炎天下で見る

画面がちょっと汚いですが、黒字でハッキリと数字が見える感じが分かっていただけるかと思います。

夜はバックライトを点灯するとこんな感じですが、常時onにすると電池消耗が早くなくなるので、私は時計を見る体勢にした時だけ点灯する設定にしています。超便利です。

235Jを暗所で見る(バックライト付き)

235Jを暗所で見る(バックライト付き)

画像が何かぼけてますね・・現物はもう少しハッキリしてます。

4分割表示

使ってて分かる事ですが、1画面に4項目表示されるというのはデカいです。

ボタンを押せば2ページ、3ページとスクロール出来るんですが、走っている時に余計な操作をしたくないので出来るだけ多くの項目が1ページ目で見れるというのが重要になります。

心拍数と距離と現在の速度は見れるようにしておきたいので、自分は実質あと1項目しか選べないという状況。

欲を言えば5項目あればありがたかったんですが、慣れればこれで十分だと思います。

心拍数を測定する事でこんな項目も教えてくれる

心拍数が測定出来る事に付随した機能ですが、

  • 最大酸素摂取量(Vo2Max)が測れる
  • トレーニング中の心拍ゾーンを教えてくれる
  • リカバリー時間(回復時間)を教えてくれる
  • トレーニング効果指数(TE)を教えてくれる

最大酸素摂取量(Vo2Max)

最大酸素摂取量(Vo2Max)

最大酸素摂取量(Vo2Max)

Vo2Maxとは、激しい運動をした際に、体内に取りこむ事の出来る酸素の1分間あたりの最大量の事で、数値が高い方が良いという事になります。

高い方が体力あるねって事

年齢や性別ごとの基準値などは付属のマニュアルに書いてますが、右の方にひと目でわかるカラーゲージが付いているのがありがたいです。この画像ではだいたい平均のVo2Maxという事が分かります。

心拍ゾーン

心拍ゾーン

心拍ゾーン

心拍ゾーンとは、年齢や安静時の心拍数から強度を5段階に分けたものです(z1~z5)。z5がキツイという事です。

画面は1時間のランニングしたデータなんですが、どのゾーンで何分走ったかという事をあらわしています。

ゾーンの細かい意味は付属のマニュアルに書いてあります。

リカバリータイム

リカバリータイム

リカバリータイム

トレーニングからの回復時間をこんな感じで教えてくれます。

トレーニング効果指数(TE)

これは履歴などから見る事ができます。

TEなどのデータ

TEなどのデータ

この画面からは4.3と書かれています。

TEは1.0~5.0までの数字で、数値が高いほど運動強度が高いという事をあらわしています。

どういう強度で運動するとどんな効果があるかという事は付属のマニュアルに書いてあります。

ステップ数や歩幅も測れる

どういう原理か分かりませんが、歩幅と1分間あたりのステップ数(ピッチ)が測定できます。spmって表示されているのが1分間あたりのステップ数です。

PCや携帯にデータを保管できる

私は携帯アプリ『ガーミンコネクト』を利用しています(無料です)。ワイヤレスでデータを送信できるため、簡単に同期できます。

心拍数やスピードはもちろん、走った軌跡を地図で記録されており、何と高度までが分かるという素晴らしさ。

携帯でデータを見る

携帯でデータを見る

速度と心拍数

速度と心拍数

高度と心拍ゾーン

高度と心拍ゾーン

こんな感じで携帯に保存できます。

これ以上必要なデータはないんじゃなかろうかと思うくらい揃っています。

今後どのようなランニングウォッチが出てくるか分かりませんが、現時点で完成しているのではないかと思います。

以上、ランニングウォッチ『ガーミンのForeAthlete 235J』についてお伝えしました。

決して安い買い物ではないですが、もしランニングウォッチを購入しようと考えているなら選択肢に入れても良い商品だと思います。

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ABOUTこの記事をかいた人

日本の北の方に住んでいる30代男性です。 趣味:身体を動かす事。 仕事:医療系。 属性:社畜。 嫌な事でも笑顔で「YES」と答える事で様々な難局を切り抜けてきた経歴を持つ。壁と同化して存在感を消す事で飲み会を一次会で切り上げる特殊技能「ステルス」を備えている。 そんな私は仕事上、身体に関わる事を日々勉強しています。 これまで学んできた事や自身の経験から、出来るだけ役立つ情報を発信すべく立ち上げたブログです。 趣味であり、仕事でもある運動をメインテーマに扱っていきます。 皆様の身体や運動に関する疑問を解決する糸口になれば幸いです。