握力の年齢別の平均値です。
これは2018年10月に文部科学省から公表されたもので、2017年に測定されたデータとなります。
握力の平均値
平均値だけグラフにすると
2018年版とは言え、ほとんど毎年同じような値になっているので、この表を目安にしてもらえれば良いと思います。
男性は30代、女性も30~40代でピークとなっています。
全体的には20歳から横ばいで推移して50歳頃から徐々に衰えていくという感じです。
身体能力は20代がピークと言われますが、握力に関しては意外と保たれているという印象です。
表の補足
表にある標本数というのは検査した人数の事です。
また、標準偏差というのは測定値のバラつきの事です。標準偏差が大きいほどバラつきが大きいという意味です。
例えば20~24歳の男性で考えると、平均値は46.38、標準偏差は7.49となっています。正規分布の考えでいくと、46.38±7.49 の中に68%の人がいる事になります。
こんなイメージです。
46.38+7.49=53.87kg 以上だった場合は、この年代の上位15.0%に入ります。
さらに言うと、標準偏差の2倍(46.38+14.98=61.36kg)以上だった場合、上位2.5%以上となります。
標準偏差の3倍(46.38+22.47=68.85)以上だった場合、上位0.15%以上となります。1万人いたら上位の15人くらいに入っているという事になります。
ただしこれは一般の方を対象にした統計上の話なので、格闘家のようなメチャメチャ鍛えている人たちには当てはまらないと思いますので参考までに
あとこんな記事も作りました。良かったら見て下さい
関連記事:握力で使う筋肉(握力でつかう筋肉とか腕が細いのに握力が強いのは何で?とかそんな話。)
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