姿勢が悪い原因と改善方法

姿勢が悪い原因と改善方法

猫背や反り腰などは一般的に悪い姿勢と言われていますが、なぜなってしまうのでしょうか。

 

目次

姿勢が悪い原因

理由は大きく2つあると思っています。

1つは本人の意識の問題

これは、

  1. そもそも姿勢を意識していない、もしくは自分の姿勢が悪いと思っていない事。
  2. 不具合を感じてないから今のままで良いと感じてる。
  3. 良い姿勢の間違った認識(見た目の良さと機能的な良さの認識の違い)
  4. 姿勢を正しているつもりでも、自分のイメージと実際の姿勢が違っている事

の4種類だと思っています。

1,2に関しては改善するのはほぼ無理だと思います。というか本人に関心がなければ今のままでも良いのかなと思ってます。

でもこの記事を見てくれている方は、自分の姿勢について問題だと感じている方だと思うので、3,4について話を進めます。

 

昔よく胸を張って姿勢を正せと言われた覚えがあります。言われた事はありませんか?

姿勢を正す事が悪いとは思いませんが、ただ胸を張る事だけを強調してしまうと反り腰になってしまいます。

反り腰は骨盤の前傾が強くなり腰椎の湾曲が大きくなりすぎて、身体にとっては痛みの増強や筋力低下など起きるため良いことではありません。

しかし、自分では良い姿勢だと思っている事があります。また、姿勢が悪いと思っていても、どう修正して良いか分からないという事もあります。

不良姿勢は長い時間をかけてつくってきたものなので、その姿勢が当たり前となってしまい、むしろ良い姿勢が違和感のある姿勢だと脳や身体は感じてしまいます。

そのためまず自分のイメージと実際の身体の位置のすり合わせを行う必要があります。

 

これは鏡やビデオなど使って自分の認識を修正するなど気づく事が近道だと思っています。

自分でというのが非常に大切なポイントです。

他人から「肩はこう」、「骨盤をこうして」、「背骨をどうして」って言われても中々ピンとこないと思います。

自分でイメージをすり合わせる事がとても大事です。

最初は股関節と肩甲骨に意識して修正してみると良いです。何故ならこの2か所は動かし易い関節で、かつ背骨を挟んでいるため姿勢に大きく影響するからです。

 

2つ目は機能の問題(関節の可動域や筋力など)

イメージが出来ていても、それを再現して維持するだけの関節の可動域と筋力がないとダメという話です。

 

若年者では少ないと思いますが、不良姿勢を続けていると、必ず筋肉の弱い箇所と伸びにくくなる箇所が出てきてしまいます。

結果的に、姿勢を正そうとした時に窮屈に感じてしまうため、楽な不良姿勢が続いてしまいます。

 

姿勢のパターンによって弱るところや硬くなるところがある程度決まってくるのですが、話が長くなるので後々追加していきたいと思います。

 


最後に

 

良い姿勢をつくるためには自分のイメージと身体のズレが少ない事。さらにイメージ通りに身体を動かせる機能もっているという事が大切です。

 

色々書きましたが、良い姿勢をいつも維持しなければいけないと言っている訳ではありません。良い姿勢だろうが、常に同じ姿勢をとると筋疲労がおきて痛みが出ます。

だから、時には姿勢を崩したりしながら生活する方が身体は楽です。

大事な事は、良い姿勢をとろうと思った時に無理なく自然に出来る事です。

そのために最低限の関節可動域と筋力は必要です。

 

まずは姿勢に大きく影響する肩甲骨と股関節を動かせるようになりましょう。

 

以上です。

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ABOUTこの記事をかいた人

日本の北の方に住んでいる30代男性です。 趣味:身体を動かす事。 仕事:医療系。 属性:社畜。 嫌な事でも笑顔で「YES」と答える事で様々な難局を切り抜けてきた経歴を持つ。壁と同化して存在感を消す事で飲み会を一次会で切り上げる特殊技能「ステルス」を備えている。 そんな私は仕事上、身体に関わる事を日々勉強しています。 これまで学んできた事や自身の経験から、出来るだけ役立つ情報を発信すべく立ち上げたブログです。 趣味であり、仕事でもある運動をメインテーマに扱っていきます。 皆様の身体や運動に関する疑問を解決する糸口になれば幸いです。