1km(1000m)走の平均タイムを調べてみました。
ただ、男子は1500mのタイムとなっていますので、1kmあたりの時間で揃えた表を合わせて載せます
目次
1km(1000m)走の文部科学省のデータ(中学生、高校生)
1km(1000m)の平均タイム
まずはこちらを見て下さい
数字で書くと
これは文部科学省が出している平成28年度の全国平均のデータになります。
男子は1500m、女子は1000mのデータとなっており、男子は1000mのデータはありませんでした。
そこで1000mあたりの速さに変換した数値も載せておきます(男子の時間を1.5で割っただけですが)。もちろん1500mと1000mなので単純に比較はできませんが、目安にして下さい
女子は13歳ころをピークに徐々にタイムが遅くなっている傾向にあります。
タイムとしては4分39秒/kmという速さです。
男子は17歳ころをピークに徐々にタイムが遅くなっている傾向にあります。
1500mなので1000mと同じに考える事は出来ませんが
16歳のころで4分/kmという速さです。
1km(1000m)のタイムの目安(女子13歳、男子17歳)
また、標準偏差から計算した女子13歳と男子17歳のタイムの目安を載せます(最も速かった年代を抜粋しました)。
13歳女子なら197秒(3分17秒)以下のタイムで1000m走れれば上位2.5%に入っているという事になります。
男子17歳の1500mで256秒以下っていうのは1km当たり2分50秒程度の速さです。この速度で走れれば上位2.5%に入れるという事です。
・・速すぎですね。
あと、参考までに年代ごとの持久走のタイムを載せます。
13歳、16歳、19歳でのデータが出ています。昭和の子供は平均的に速かったんですね。
1km(1000m)走のタイム(小学生)
文部科学省では持久走の測定が12歳以上となっていますので、小学生については正確なデータはありません。
・・が、一般的に小学生は学年がひとつ上がるごとに1kmあたり15秒速くなるという事らしいです。
女子(小学生)
つまり、文部科学省の12歳のデータから考えると女子では289秒=4分49秒なので
年齢(歳) | 1kmあたりの速さ |
12 | 4分49秒 |
11 | 5分4秒 |
10 | 5分19秒 |
9 | 5分34秒 |
8 | 5分49秒 |
7 | 6分4秒 |
が平均タイムの目安と言えるのではないかと。
男子(小学生)
男子では12歳で1500mのタイムが413秒程度です、≒1kmあたり4分35秒の速さとなります。なので
年齢(歳) | 1kmあたりの速さ |
12 | 4分35秒 |
11 | 4分50秒 |
10 | 5分5秒 |
9 | 5分20秒 |
8 | 5分35秒 |
7 | 5分50秒 |
というタイムが平均の目安になるのではないかと。
ただ、当然1500mと1000mは全くの別物のため、純粋な1km走の平均タイムとはなりません。
あくまで参考程度にとどめておいてください。
1000m、1500mの世界記録(2018年5月時点)
男性では
1000m2分11秒
1500mで3分26秒(1kmあたり2分17秒くらいの速さ)です。
女性では
1000m2分29秒
1500mで3分50秒(1kmあたり2分33秒くらいの速さ)です。
いまいちピンとこないかもしれませんが100mに置き換えると分かり易いです。
1000mを2分11秒だから100mを13.1秒ペースです。
純粋な100m走はスタートの分遅くなりますが、それを考えても化け物だという事が分かります。
1km(1000m)走の平均タイム(成人)
こちらは調べましたが分かりませんでした。
基本的に成人以上はマラソン大会の結果でしか分からないですが、1kmや2kmのマラソン大会に参加する成人の人達は家族での参加が多く、あまり参考にはならないのではないかと考えました。
ただ、男性は17歳をピークに徐々にタイムが下がっている事を考えると、4分/kmより遅くなるのは間違いないです。
女性は5分/kmより遅くなります。
以上です。何かの参考になれば幸いです。
①~③は市民マラソン大会のタイムの話です
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