有酸素運動の効果を11個を挙げてみた

有酸素運動の効果

有酸素運動がダイエット以外にもメリットが多い運動です。

しかし、実際身体にどのような影響を与えるのか知らない事もあるかと思います。

そこで、有酸素運動が身体に及ぼす具体的な効果を11個挙げてみました。

 

目次

有酸素運動の効果

①血糖値が下がる。

筋肉を動かす時にエネルギーとなるのは糖と脂肪ですが、割合としては半々程度使われます。糖分は主に肝臓や筋肉に蓄えられていますが、血液中にも流れています。運動をする事で、血管内の余計な糖分も使ってくれるため血糖値の上昇が抑えられます。さらに、3か月程度運動を継続する事で、血糖値が上昇しにくい身体になる事が分かっています。糖尿病の最適な運動として広く行われています。

※高血糖は様々な病気の元になります。

 

②脂質の代謝(いわゆるダイエット効果)

体内の脂肪、主に内臓や皮下にある脂肪をエネルギーとして利用されます。内臓脂肪は付きやすく落ちやすい箇所なので、有酸素運動を続ける事で、目に見えて変わり易いのがお腹周りのたるみです。

※よく有酸素運動は20分以上やらないと効果がないみたいな話がありますが、全くのデマです。確かに20分以上続けると脂質の利用割合が増えますが、糖質をエネルギーとして利用する事はダイエットでは意味があります。

参考:有酸素運動を20分以上続けないと脂肪燃焼しないは言い過ぎ

 

③血液がさらさらになる

血管内の余分な脂肪と糖が使われるため、血液がさらさらになります。さらに、悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールを増やします。

 

④毛細血管が拡張され、血管が柔軟になる

身体中に酸素を送るため毛細血管が拡張されていきます(酸素は血液の中に含まれています)。また、血液がさらさらになっているため身体の隅々まで血液が流れやすくなります。

また、年をとるほど血管は硬くなっていきます。血管が硬いと、血管の破れるリスクが増えます。適度な有酸素運動は血管の柔軟性を上げてくれます。

 

⑤動脈硬化の予防

動脈硬化は心疾患や脳梗塞など重篤な症状につながります。血管内に余分な脂肪がある事や、血管が硬くなる事で血管がつまりやすくなります。 有酸素運動は血液の血液をさらさらにして血管を柔軟にするため動脈硬化を防ぐことができます。

 

⑥心肺機能の向上

心臓や呼吸筋が強化されます。心臓が強化される事で、一度に沢山の血液(酸素)を身体に送る事ができます。これは同じ心拍数でも身体に送れる血液の量が増える事を意味します。また、肺の酸素交換も効率が良くなるため、疲れにくくなります。

 

⑦骨密度の上昇

骨が強くなります。骨密度は栄養も大切ですが、ある程度の負荷をかけていないと下がってしまうのです。有酸素運動で骨密度を保ちましょう。

 

⑧筋力向上

分かりますよね。手足の筋力が向上します。

 

⑨筋疲労の回復

実は、筋肉痛がある時は、適度に動かして筋肉内の血液を流した方が早く回復するんです。ストレッチと併用すると効果抜群です。

 

⑩脳が活性化する

身体機能面のみではなく、脳のはたらきも活発にしてくれます。運動は脳を使うので、脳の血流が上がります。何気なく運動していると色々なアイデアが浮かんだりします。

また、認知症予防としてウォーキングやラジオ体操などの全身を使った運動は効果が高い事が知られています。

 

⑪精神面の安定

有酸素運動は、脳の働きを活発にしてくれる他、自律神経の働きも整えてくれます。

 


おわりに

有酸素運動は身体面のみならず、知能面や精神面にも良い影響を与えます。

痩せるために有酸素運動をする方も多いと思いますが、気付かないところで色々な良い影響を与えます。

確かに、痩せるという観点からは時間が掛かってしまいますが、痩せないから続けないという発想ではなく、健康的な身体になるという発想で続けると心地よく続けられると思います。

気付けば、結果として痩せていたというのが理想かなと思っています。

怪我無く運動を続けましょう

 

以上です、この記事が誰かの役に立てば幸いです。

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日本の北の方に住んでいる30代男性です。 趣味:身体を動かす事。 仕事:医療系。 属性:社畜。 嫌な事でも笑顔で「YES」と答える事で様々な難局を切り抜けてきた経歴を持つ。壁と同化して存在感を消す事で飲み会を一次会で切り上げる特殊技能「ステルス」を備えている。 そんな私は仕事上、身体に関わる事を日々勉強しています。 これまで学んできた事や自身の経験から、出来るだけ役立つ情報を発信すべく立ち上げたブログです。 趣味であり、仕事でもある運動をメインテーマに扱っていきます。 皆様の身体や運動に関する疑問を解決する糸口になれば幸いです。